大掃除に行いたい電気の安全チェック!
師走に入り、徐々に気忙しくなってきましたね。
今回はこの大掃除を機にご家庭でもできる電気の安全確認のお話です
安全に使用できていれば問題ありませんが、火を使わない電化製品も使い方に誤ったり、長期使用で部品などが劣化した場合、火災や事故の原因になることがあります。
電気事業法では定期的(4年に1回以上)に漏電調査を実施することが定められており、広島では一般財団法人中国電気保安協会が中国電力株式会社から委託を受けて行っています。
まずご家庭で電気を安全に使う為の機器についてご紹介します。
ご自宅のどこにこの分電盤が設置されているかご存知ですか??
いざと言う時の為に、設置場所を確認しましょう。
漏電遮断器は、発電所から送電された電気がプラスの電線を通ってテレビや電球に流れ、マイナスの電線を通って発電所に戻ります。
その途中一部の電気が地面に流れた時、すばやく電気を遮断して感電や火災を防ぎます。
安全ブレーカーはショートや電気の使い過ぎの時、すばやく電気を遮断します。
では、電気の安心ガイドブック(中国電力・中国電気保安協会発行)を参考にご家庭の漏電遮断器が正確に作動するかチェックしてみましょう。
漏電遮断器のテストボタンを押す。(漏電遮断器のつまみが下に降りれば正常です)
電化製品のコードは釘や留め具で固定すると、コードが押しつぶされて内部が断線したり、過熱・発火する恐れがあります。
またコードとコードを直接ねじって繋ぐと内部がショートしたり同じく過熱・発火する恐れがあり、大変危険です。
安全に電気を使用する為、大掃除の際に漏電遮断器のチェックを行ってみてはいかがでしょうか
[2014.12.05]