エアコンご購入・設置前のチェックポイント
さて今回は、エアコンご購入・設置前のチェックポイントをご紹介したいと思います。
コンセント形状と、ご契約されている電気容量を確認しましょう。
★コンセント形状の確認
取付されるエアコンと専用コンセントの形状が異なる場合は、コンセント交換が必要となります。
たまに専用コンセントがないので、足元ににあるコンセントを使用してくださいとお申し出がありますが、基本的に延長は行っておりません。
エアコンは電流容量が大きいため、他機器と併用すると配線やコンセント・接続部が発熱し、火災の原因となる恐れがあるからです。
エアコン専用コンセントが無い場合は専用回路の増設工事が必要となります。
★電気容量の確認
エアコン専用コンセントの形状を確認した後は、電圧も確認しましょう。
取付されるエアコンが100Vなのか200Vなのか、それに対して専用コンセントは・・・?
この確認は、とても大切な事なんです。
分電盤のアンペアブレーカーに線が赤・白・黒の3本の線が入っていれば、200Vの製品が使用できます。
お住まいの建物が100Vのみ対応の場合は200Vへ電圧切り替えができませんので、200Vエアコンの取付はできません。
エアコンを購入した後に、200V対応していなかった!!と失敗しないように事前確認が大切なんです。
室外機を設置できるスペースがあるか確認しましょう。
室外機の周囲に必要な空きスペースは、両側面:それぞれ5cm以上、背面:5cm以上、前面25cm以上です。
こちらは標準置き(地面やベランダに直置き)になります。
標準置きができない場合は、屋根置きや壁面・天井から吊り下げます。
お客様のご意向を聞かせて頂いた上で、現地確認してから施工することになります。
上の写真は天井吊り工事の例です。標準工事に加え追加工事が必要です。
エアコンを設置する場所の壁に、配管を通す為の穴があいているか確認しましょう。
あいていない場合は別途穴あけ工事が必要となります。
以上、一度ご確認頂いた上で購入・設置を検討された方が、よりよい工事に繋がると思いますのでご参考にしてみて下さいね!!